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◆第42回日本臨床内科医会総合学術集会

[2025.04.20]

今年の第42回日本臨床内科医会総合学術集会は、万博が始まったばかりの大阪で開催されました。ノーベル賞受賞者の京都大学山中伸弥教授の特別講演など目玉の企画もあり大変勉強になった有意義な学会でした。今回自分が目を見ひらかされたのは運動の意義についての最新の進歩でした。生活習慣病の発症・治療に運動がよいことは常識になっていますが、その科学的裏付けが少しずつ明らかになっていることに驚きました。ところが頭でわかっていても実行するのが難しいのが運動です。生活習慣病が問題となる働き盛りのかたがたが運動時間を捻出して確実に実行することは至難の業でしょう。演者は、それに対しても取り組みやすい方法を提示してくれ、当クリニックでも早速取り入れたいと思った次第です。運動療法についてはいずれ新しく項目立てをして詳しく記述したいと思います。

さらに最近の知見では運動すると大腸がんが減るというデータも出てきたようで、啓発するように言っておられましたのでここに記述して情報共有いたします。

 

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