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2023年のノーベル生理学・医学賞が発表されました

[2023.10.02]

今日の日本時間18:30に2023年のノーベル生理学・医学賞の受賞者が発表されました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所は2日、2023年のノーベル生理学・医学賞を「メッセンジャーRNA」(mRNA)ワクチンの基盤技術を開発した米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授(68)と同大のドリュー・ワイスマン教授(64)に贈ると発表しました。このワクチン接種により新型コロナウイルスパンデミックが早期に収束し、多くの人命が救われたことが評価されたとのことです。

昨年の受賞もありうる話でしたが、さすがに早すぎるということで1年待っての受賞となったものと思われます。過去の受賞が20年ほどたっての受賞であることを考慮しても極めて迅速な対応と思われます。それだけ新型コロナパンデミックに対するmRNAワクチンの開発は高く評価されたということでしょう。当然の受賞と思われます。

新型コロナ感染症は第9波がまだ完全には収束していません。インフルエンザウイルスとの同時感染も見られます。これを機に両方のワクチン接種への行動変容につながれば公衆衛生学的にもとても意味のある受賞と思われます。ちなみに当クリニックでも今日から自治体などの補助がないかたがたへのインフルエンザワクチン接種が始まりました。予約なしに気軽にお寄りください。

 

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