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オンネトー・タウシュベツ川橋梁

オンネトーは北海道足寄郡に位置する阿寒湖の近くにある湖です。アイヌ語で「年老いた沼」の意味だそうです。左が雌阿寒岳、右が阿寒富士で、雄阿寒岳は阿寒湖の東部に位置します。バランスの取れた山容が湖面に映り込み息をのむ美しさです。

朝日が昇ると温度の差から一斉に湖面から霧が舞い上がります。気嵐(けあらし)と呼ばれます。

朝まだきタイミングでは湖面は完全に凪いでいて、完璧な鏡面像を見せています。右奥の緑の木々を切り取れば、東山魁夷の「緑響く」を彷彿とさせます。その作品は当クリニックの待合室に飾っています。

 

 

阿寒富士の山頂が湖面に映り込んでいます。

まりもで有名な阿寒湖です。手前の湖水からその透明度の高さがうかがえます。

足寄町を通過するときにボッチと呼ばれる積みわらに遭遇しました。ビニールの帽子と紅葉の色のコントラストが目を引きました。

いよいよ上士幌町につきました。まずは湖岸の展望台からタウシュベツ川橋梁を眺めました。名前はアイヌ語で「沢山の白樺の沢」という意味だそうです。

1955年に糠平(ぬかびら)ダムが完成してできた人工湖の糠平湖です。 例年10月頃から水位が下がり12月に氷結し、初春には年間で最も低い水位となり湖底がむき出しになります。5月になると雪解け水が流れてきて再度美しいアーチ橋を見せてくれます。 

翌日の早朝にジープのツアーに参加しました。途中はクマがでることがあるそうです。最近のクマによるヒトの被害には心を痛めます。

橋梁を逆向きに眺めたものです。東大雪山系に位置するニペソツ山、ウペペサンケ山があり、大雪山国立公園を挟んで山の向こうは富良野になります。

1つのアーチから望む対岸の紅葉群です。

近くによると相当崩壊が進んでいました。一羽の野鳥がじっと長い間止まっていて行く末を案じているようでした。この野鳥の名前がわかるかたはぜひとも教えてください。

 上士幌町にはほかにも旧国鉄の廃線がのこり、自然と美しく調和しています。これは1937年完成、長さ71 mの第三音更川橋梁です。鉄筋コンクリートアーチ橋としては北海道一の大きさです。

 国道273号線を北に進むと北海道で標高が最も高い三国峠に到達します。振り返ると美しい湾曲を描く松見大橋を見ることができました。    

  パノラマ撮影したものです。遠景の特徴的な山々はピリベツ岳と西クマネシリ岳で通称おっぱい岳とも呼ばれているそうです。とにかく壮大で雄大です。

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